2024年5月10日

Arnhem Land Report(2020年1月8~9日)

[アーネムランド初日]
今回のアーネムランド訪問はひとり旅だ。しかもチケットの都合で成田-関空-ケアンズ-Goveと言うルートだ。まあ、関空まで行くぐらいたいしたことないと思っていたけど、結構大変だった(やや空いてたので横になって寝られたのは良かった)。成田でチェックインして、関空で再度荷物をとってチェックイン、4時間ほど待って、早朝ケアンズ着。ケアンズでは7時間以上待ち時間。寝不足でふらふらになりながらGOVE行きの飛行機に乗って成田を出発しておおよそ丸々1日。ようやく到着。

アーネムランドは雨がやんだり、強く降ったりの繰り返し。ちょうど1日前にサイクロンがかすめたそうだ。まあ雨は結構降ったけど、それほど大きな被害が出なかったそうだ。

あと、今オーストラリアの山火事が深刻な事態となっていますが、アーネムランドは大きな被害は出てない様子。オーストラリア北部は雨期に入ってるので被害が広がらないのと、この地域は定期的に野焼きをしているからだと思う。

話を戻すと、GOVE空港に到着して、レンタカーでYirrkalaへ。今回はジェレミーに宿泊場所をアレンジしてもらった。ちょうどアートセンターのスタッフのひとりが休暇で留守なのだ。到着後、すぐに部屋に案内してもらった。以前アートセンターのマネージャーが住んでいたアートセンターすぐ裏の一軒家。なんとこんなだだっ広い家に1週間ひとりで泊めてもらうことに。ちょっと広すぎて落ち着かないけど、ありがたい。

荷物をちゃちゃっと整理して、DJALUのいるワラビービーチへ。
ワラビービーチまではイリカラから30分ぐらいかな。ちょうどNhulungbuyを経由して反対側にある。

いつもだとDJALUの家の裏に行くと皆が集まっていて、「久しぶり〜!」と盛り上がるのだけど、今回は誰も居なかった。おいおい、前日にラリーとの電話でも「夕方行くよ」って言ってたのに。まあ、雨も降ってたので仕方ないか。とりあえずノックして家の中に入ると、まず最初に会ったのがDJALUだ。ちょっとびっくりした様子で、そのあとすぐに笑顔になって握手を求めてきた。彼は前日まで入院してたそうだ。「大丈夫?」と聞くと「Yo manymak」と笑って応えてくれた。

そのあと、娘のLina, Zelda, 孫のYotjin, Rachaelに会った。その後Larryにも会った。
たくさんのお土産をLinaに代表して渡し、皆でシェアするように伝えた。いつもはDjaluの妻であり、私の姉であるDophiyaに渡すのだが、彼女は今ブリスベンに行っていて月曜日に戻ってくるそうだ。Vernonは儀式で遠くのコミュニティに行ってるらしい。

まあ、今日は初日だったから、また来るね、と別れた。
土曜日にイダキ・カッティングに行こうと話したけど、実現するかどうかは未定。雨も降ってるしね。

明日はイリカラでイダキを選ぶ予定。良いものを仕入れられるように時間をかけて厳選します。